間伐とは

木が成長すれば森は必然的に込み合います。
込み合えば太陽の光が入らなくなり、植物の成長過程において必要な光合成活動が出来なくなります。
その結果養分が行き渡らない、もやしのような細い木の林になってしまいます。

そこで森の中に光が差し込むよう、木を間引いて木と木の間隔を開ける作業を「間伐」と言います。

 

間伐前
【間伐前】
→ 間伐後
【間伐後】
間伐が適切に行われない森林では、林内が暗いことから、下層植生が生育できず、地表面が露出し、降水によって土壌が流れやすくなる。このような森林は、公益的機能の良好な発揮が期待できない。 間伐により、下層植生の生育が促されるとともに、植栽それぞれの根の張りも強くなり、土壌の流出も抑えられる。適切な手入れが行われたこのような森林では、公益的機能の良好な発揮が期待される。

出典:林業白書 平成18年度版

なぜ間伐 を行うのか

若い森林は成長が旺盛で二酸化炭素の吸収能力もありますが、年数を経過すると成長が衰え、二酸化炭素の吸収も弱まります。
こうした老齢な森林になる前に伐採してその恵を頂き、木材の有効活用をするとともに、また植林を行う事により成長が盛んな森林を育てて行くのです。

 

なぜ間伐を行うのか

 

間伐がされず放置された森林は・・・

  • 幹が細いもやしのような林は、風雪等の被害を受けやすくなります。
  • 根がしっかりと張れず、山崩れを誘因する場合があります。
  • 林内に光が当たらず、下草などが生育できず、水源のかん養や水質の浄化に影響を与えます。
  • 表面を流れる雨水によって土砂災害がおこる場合があります。
  • 枝が枯れ上がり、光合成を通じた二酸化炭素の固定が十分にできなくなります。

 

間伐を行わなかった森と行った森

間伐を行わなかった森と行った森

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